「A」からリードはしない&「Q」を有効に使う ☆「A」からリードはしない セット戦、バッグ戦、OPにニルがいる時は「A」からリードしない方が良いでしょう。 セット戦では、自分が「A」からリードすると、Pの「K」が1枚の時に狩ってしまう事になります。また、「A」からリードしないことによって「5−8−K−A」などのようにOPのハイカードを狩ることができるのです。 バッグ戦では、「A」からリードするとOPにbagを付ける事ができなくなってしまいます。 OPにニルがいる時では、ニルの成功率が高くなってしまう事は言うまでもありません。 では、どのようにリードしたら良いのでしょうか? 基本は枚数の少ないスートからリードしましょう。そのスートをなくしてしまえば、できた穴によりラフもできるし、バッグ戦やOPにニルがいる時では、ハイカードの処理もできるので有利に戦えます。 逆に、Aからリードした方が良い時もあります。「A、K、Q、4」と持っているとき、ニルを守るならQ→Aですが、 「A、K、Q、4」と持っている時、セット戦ならK→A→Qと出しましょう。 Kからリードをするのは、『A、K』と持っている時、もしくは『K、Q』と持っている時、『K』1枚のどれかを示します。 この時、自分がサードでボイドなら、必ず2回短いスートからカードを捨ててスルーをしましょう。 ファーストリードは『K』、サードは2度スルーの戦略をとった方が、セカンドのOPがボイドの時お得です。 ☆「Q」を有効に使う 「Q」はあまり使えないカードですが、出し方により有効に使えるようになります。 セット戦で「Q」持ちの2枚以下のスートがあったらそのスートからリードしましょう。セカンドの人が「K」を持っていてPが「A」を持っていれば、フィネスによりKを狩れるか、スルーによりQでトリックを取れるかもしれません。 @「Q−7−3−5」←セカンドが悩んで出したらスルー A「Q−7−A−5」←セカンドが悩まず出したらかぶせる 「Q」持ちの3枚なら、Qでトリックが取れるまで待てばいいのです。3回目で取れるでしょう!ただし、ファーストリードが「J」なら螺旋階段出しによりセカンドで「Q」をかぶせても良いでしょう。 「Q」持ちの4枚以上は、ほとんどトリックを取れませんが、セカンドで「Q」を出してトリックをとる方法があります。 @「5−Q−K−A」(セカンドQハイによりKを狩れた) A「5−Q−8−6」(Pがトリックをゆずってくれた) |